【2023ベトナム5】ハロン湾は控えめに言って最高だった その3(3日目)

2023年8月のハノイin ホーチミンoutの一人旅です。
全行程3日目です。シンツーリストのツアーでハロン湾を巡っているところです。旅行者によってはハロン湾は汚くてがっかりしたということが書いてありますが、私にとっては控えめに言っても最高の場所だった。


ハロン湾でバンブー・ボート

1時間ほどの洞窟探検を終えて船に戻ってきたツアー一行が次に向かうスポットは、アクティビティ2カ所目の「カヤック/バンブーボードに乗っての水上探検」だ。どちらにしようか悩んだが、パドルで漕ぎ続けるのはしんどいなと思い、船頭さんが漕いでくれるバンブーボートを選んだ。

同じクルーズ船内でバンブーボートを選んだのは、私を含めて5人だった。意外とみんな自分で漕ぎたい人が多いようだ。ボート乗り場で救命胴衣が渡される。係員からは着用しなくてもよいと言われたが、日本国内で転覆事故が起きていた時期もあって念のために救命胴衣を着用することにした。

バンブーボード組は手前の乗り場から
カヤック組は二人一組

バンブーボートに乗り込むと、船頭さんが元気よく漕ぎ始める。カヤッキングのグループも同じ方向を目指して進んでいるので、どうやら向かう目的地は同じようだ。バンブーボートに乗って優雅に景色を見るのも楽しいが、カヤッキングで勝手気ままに湾内を移動できるのも楽しそうだ。

岩肌近くまで進んでいくと、ただの岩山だと思っていたところに穴が貫通していて、岩山の向こう側がかすかに見える。バンブーボート一艘だけならこの穴も簡単に通れるが、大勢のカヤックがいるのでぶつかるんじゃないかとヒヤヒヤする。

大勢のカヤッキング
頭に気を付けて進んで

こういう狭いところでは船頭さんの上手な船さばきが光る。見事に穴の中を通り抜けると、そこには見事な景色がーーー。と歓声をあげるところだったが、目の前にカヤックから落下した男性が一人いた。どうやら泳ぐのは得意でないようで、外から見てその男性が少しパニックになっているのが分かる。

別のバンブーボートの船頭さんが、湖に落下した男性をボートに引き上げようと手を掴むがボートまで持ち上がらない。何回トライしても男性の身体が全然上がらない。我々も手伝うためにバンブーボートを近づける。湖に落下した男性の近くには転覆したカヤックがあり、横転したボートの上に小さな子どもがいた。父親と息子なのだろう。息子は心配そうに父を見つめている。

これは一刻も早く男性を助けなければということで、我々のバンブーボートも救助に加わり、4人がかかりでその男性をボートに引き上げた。男性も我々もみんなホッとした。その後、男性も息子も無事にカヤックに乗り直し、ボート乗り場に戻っていった。異国の地で知らない人同士、言葉が通じなくても、なぜかボートに持ち上げようと力を入れるタイミングは不思議と揃っていた。

プチ事件が解決してあらためてハロン湾を見渡すと、僕らがいるのは岩山に囲まれた湖のような場所だった。水面はとても穏やか。ここではバンブーボートもカヤックもプカプカと浮かんでいる。福井県・東尋坊のように、垂直のように岩肌が切られているところもあった。

ゆったりとした湾内を楽しむと、バンブーボートはもと来た道を戻り、ふたたび船へと戻った。

Ti Topアイランド

ハロン湾半日ツアーの最後のアクティビティはTi Topアイランドの探検だ。ハロン湾に浮かぶ小島の一つで、島自体は小さいということ。島内のビーチでくつろぐもよし、ビーチカフェで涼むのもよし、はたまた山頂まで登ってもよし、ということのようだ。船からTi Topアイランドを眺めてみると、かすかに山頂に小さな建物が見える。

Ti Topアイランド
銅像にTi Topと書いてあるので、島の名前の由来はこの人なのか

ビーチで一人でくつろいでもしょうがないなと思い、山頂を目指して山を登ることにした。船内で仲良くなったインド人の女性3人グループの一人も山を登りたかったということで、一緒に登ることにした。すごく陽気な女性で会話が弾んだ。3人は姉妹でありその女性は次女であること、大学生で長期休みを利用して旅行していること、次は東京旅行を計画中であること、などなど。

最初のうちは楽しく会話していたのだが、意外と山頂までのコースがハード。僕も彼女も汗だくだくになりながら登る。徐々に彼女の足が重くなるので、「もう少しで頂上だ。がんばって登ろう!」と励ます。30分ぐらい登り続けただろうか。ようやく頂上に到着した。

・・・うん。がんばって登ったかいがあった。
なんて素敵な景色だろう。
感想が合っているか分からないが、湾内に船が行き交っている様子が映画レッドクリフのようだなと感じた。

ハロン湾を象徴するような風景

サンセットパーティ

Ti TOPアイランドから船に戻ると、半日活発に活動をしていたのでみんなぐったりだった。お昼過ぎにハロン湾に着いてから、3つのアクティビテが終わったのが17時くらいかな。あとは船に乗って出発地点の港まで戻るだけだ。

と思っていると、船内でガイドさんから「約1時間ほどで港に到着する間、ささやかながらのサンセットパーティを開きたい。みんなデッキへ上がってくれ」と案内があった。デッキへ上がると、そこには簡単な軽食と飲み物が用意されていた。

クタクタの船内
デッキへ出ると軽食が用意されていた

このガイドさんがけっこう熱い人で、デッキではマイクを手にハロン湾やハノイの素晴らしさを熱弁していた。

ワイングラスを持つと、ガイドさんが乾杯の挨拶を教えてくれたが忘れてしまったが、日本語の「モッタイナーヨ」に近い発音だった。みんなで乾杯!! 後で調べたら「モッ! ハイ! バー! ヨー」だったので、遠くはないなw

ワインボトルは2本分だったのですぐに無くなってしまったが、それでもハロン湾を眺めながら飲んだワインはとても美味しかった。

ガイドさんがハロン湾の魅力を熱弁する
ワイングラスでハロン湾と乾杯

それにしても船に乗っているのに揺れはあまり感じない。ハロン湾はおそらく宮城・松島と一緒で、湾上になっていて小さな島々で構成されているから波が吸収されて穏やかなのだろう。

デッキにいると徐々に日が沈んでいく。朝にハノイからハロン湾へ向かうときは信じられないくらいの暴風だったのに、いまこの瞬間は風が心地よい。この風景と風を味わうだけで贅沢だ。船上一泊するプランも価値があるのは分かる気がする。

さらばハロン湾

ハノイ・旧市街へ戻る

すでに多くの船が港に戻ってきていたようで、港は船で埋め尽くされている。我々の乗る船もなんとか停泊できるスペースを見つけて陸に上がることができた。

バスに乗り込み18時30分ぐらいにハロン湾をあとにした。バスは途中でハイウェイのサービスエリアへ寄った。

サービスエリアは何でもそろっている

20時頃ということでさすがにお腹がすいたので晩御飯を取ることにした。まだこちらに来てからベトナム料理を食べていないので、フォーを注文することした。

・・・うーーん、香草の味が苦手で口に合わない。それでも残すのはもったいないので全部いただきました。

おばちゃんが作ってくれている
フォー

シンツーリストのツアープランでは20時30分解散が予定だったけど、ハロン湾出るのがけっこう遅くなったようで、結局ハノイに着いたのは21時30分ぐらいだった。

明日はハノイから移動をする予定なので、夜のハノイは最終日。ということでバスを降りてもホテルへは戻らず、夜のホアンキエム湖を散策することにした。この日は金曜日だったので、昨日よりもさらに人通りが激しい。ホアンキエム湖周辺も歩行者天国になり、たくさんの屋台が出ていてお祭りのようだ。

とくに何も買わなくても、うろうろしているだけで楽しい。
この日はホテルへ帰って速攻爆睡した。


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