23年8月のハノイin ホーチミンoutの一人旅です。
全行程4日目です。ハノイからニンビンへ鉄道で南下します。
- 1日目:旅の出発地ハノイに到着
- 2日目:ハノイ市街を散策-初の食事はヒマワリの種
- 3日目:ハロン湾は控えめに言って最高だった その1
- 〃 :ハロン湾は控えめに言って最高だった その2
- 〃 :ハロン湾は控えめに言って最高だった その3
- 4日目:ハノイから南下してニンビンはチャンアンへ
- 5日目:日中ニンビン観光→夜行列車でフエ移動
- 6日目:フエ暑すぎてフエ――ン
- 7日目:フエ→ダナンの列車は絶景が楽しめる
- 8日目:日帰りホイアン その1
- 〃 :夕暮れホイアンの魅力 その2
- 9-11日目:ホーチミンはあまり観光場所なく帰国
ザップバットバスターミナルからニンビンへバス移動
4日目の朝。前日にハロン湾を堪能し、まだまだハノイ周辺で観光したい場所はいっぱいあるが、そんなにゆっくりと観光していたのでは帰りのホーチミンoutの飛行機に間に合わない。次の目的地のニンビンへ移動することにしよう。
ゲストハウスのWifiを使ってニンビンまでの行き方を調べる。日本にいるときに、ベトナム鉄道を乗り継いでハノイからホーチミンまで行けたらいいなと漠然と思っていた。だからハノイ発の鉄道時刻を調べるも、残念ながら時間が合わない。しかたなく鉄道は諦めてバスで移動することにした。事前情報ではベトナムのバスは安いわりにとても綺麗で、長距離乗っても快適と聞いていたので、バスもありだろう。
ハノイからニンビンへのバスは、ザップバットバスターミナルという場所から出発しているようだ。Google mapで調べると、宿泊している旧市街からはだいぶ遠い。さすがに歩ける距離ではないのでGrabを呼んだ。Grabバイクの後ろに乗って20分ほどでザップバットバスターミナルに到着した。


Grabを降りるやいなや、建物の外側でおっちゃんが近づいてきて「ニンビン? ニンビン?」と声をかけてきた。過去の経験から、建物の外の場所で声をかけてくるおっちゃんは、正規のバスの勧誘ではなく、乗り合いバスだったりするので気にせずそのまま建物へ向かった。
建物の中に入ると、奥の壁一面にずらーっとチケットオフィスが並んでいる。複数の会社があるみたいだ。特にこだわりはないので最初にニンビンの文字が目についた会社の窓口でチケットを購入した。チケット代金は95kだった。建物の奥側に停車しているバスへ乗車すると、ほどなくしてバスは出発した。


バスはザップバットバスターミナルを出発すると、付近にはバス停があるのか、何度も速度を緩めては、道路でバスを待っている群衆に声をかけていた。バスに乗り込む人がいればバスを停車させるし、いなければ速度を上げて次のバス停を目指していた。
市街地を抜けると、バスは道路の両側に田園風景が広がる中をひたすら走る。

ニンビンに到着 原付レンタル
ハノイを8時半出発し、10時半にニンビンに到着した。バスを降車すると、いつものようなタクシーの呼び込みやバイタクのおっちゃんなどがいない。ハノイに比べるとニンビンはだいぶ田舎のようだ。
まずはニンビン駅に行ってみようと思い、ザックをかつぎながら歩き始める。Google mapで検索すると徒歩20分の距離のようだ。大きな川沿いの道を歩く。車通りや人もハノイほど多くなく、のんびりとした時間が流れている。
大通りを越えて少し歩くと、正面に横に大きな建物が見えてきた。あれが、ニンビン駅か。


どうせならニンビンからフエ行の鉄道チケットを買ってしまおうと思い、駅舎の中に向かった。すると駅前のお店からおばちゃんが出てきて、「この時間はチケットオフィスが閉まっているよ。鉄道じゃなくてバスにしたら?」と声をかけてきた。
以前に見た無色旅さんのYoutubeで、同じようにツーリストインフォメーションセンターは休みだよという適当なやり取りがあったを覚えていたので、気にせず駅舎へ入った。中に入ると駅の待合室には誰一人おらず、これは本当に休みかもしれないと思った。チケットオフィスのカウンターにも人がいないので一瞬諦めたが、よく見るとオフィスの奥に女性の職員が一人いた。カウンターに近づくと相手をしてくれ、無事に明日夜出発のフエ行の寝台車のチケットを購入できた。よかったよかった。


事前にハノイで予約していたゲストハウスまでの移動をどうしようかと悩みながら駅の外へ出ると、件のおばちゃんが再度声をかけてきて、一切悪びれる感じもなく「ニンビン観光するなら原付レンタルがいいよ。うちの店でレンタルしてって」と言ってきた。ニンビンの観光スポットはそれぞれ離れているので、たしかに原付が便利だなと思い、そのおばちゃんに付いていくことに。
ニンビン駅前の道路には、数店舗のカフェ、宿泊所、それから原付レンタルをしているお店が並んでいた。そのおばちゃんの店は宿泊所と原付レンタルを兼ねているようだ。金額はお昼から明日の夜までで200kだった。ちなみに、レンタル時には特にパスポートの提示は求められなかった。
たぶんどこのバイクレンタル店もそうだけど、原付の油は空の状態で渡される。店頭で最低限バイクが動くことを確認したら、おばちゃんから「あの道路を右に曲がったらガスステーションあるから」と言われた。言われたとおりに道路を右折して真っすぐ走っていると、ガソリンスタンドを発見。今回で何キロ走るか想造つかないので満タンにした。それでも4L前後で90kだった。


ニンビンの街中から予約していたゲストハウスを目指す。ベトナムは日本とは違い右側通行なので運転が慣れない。さらに、大学生の頃に乗ってた原付よりハンドルの操作性が悪くて、思うようにちゃんと曲がれない。ゆっくり走りながら操作感を掴む。
右折はいいけど、左曲がるときは直新車がたくさん向かってくるからコエーーー。後で気づいたけど、原付の方向指示器壊れてるし、ライト点かない。最低の原付だなwww
それでも運転はできるし着実に前にも進む。安全運転を心がければ大丈夫。と言い聞かせながら原付を走らせる。道中の景色の写真が無いのが残念だが、本当にとても素敵だった。原付にしてよかった、最高に気持ちがいい。
40分ほど原付を走らせると、今日宿泊するTrang An River View Homestayに到着した。


到着したのが12時頃でアーリーチェックインできるか聞くと、13時からならチェックイン可能と言われた。1時間ぐらい待てば部屋に入れるならばということで、それなら併設されたカフェでお昼を食べて待つことにした。注文したフライドライスはそこそこの味だったけれど、店員さんがとても優しく、ニンビンの観光についていろいろ教えてくれた。


13時からチェックインできると言われたけど、30分ぐらい早めに準備してくれたみたいで、早めに入れてくれた。ドミトリーのベットの上で荷物を広げてホッと一息。
ニンビン観光はタムコックかチャンアンが有名。どちらに行くか悩んだけど、似たような景色だし、明日になったら何をしたくなるか分からないから、まずは王道から攻めようということで最初にチャンアンへ行くことにした。
チャンアン観光
ホテルから原付で10分走らせるところがチャンアンの船着き場だった。まさかの駐車場料金を取られて15kだった。エントランスや建物内はきちんと整備されていて、さすが世界遺産といった感じだった。




チャンアン川下りは観光客を受け入れる体制がしっかりと整っているのが分かる。人によっては、観光地化されすぎていると言うのかもしれないが、僕にとっては観光しやすくてちょうど良い。
また、同じ制服を着た職員がたくさん働いている。たぶん地元の人にとってもお金を稼げる働き場所になっているのだろうなと思う。


1ボート最大4人乗りのようで、人数が少ないと別のグループと一緒の同じボートに同乗させられる。例に漏れずおひとり様な私は、オランダ出身の60代ぐらいの夫婦とともにコース1の船に乗りこんだ。
チャンアンでは、おばちゃんにボート漕いでもらう。コースアワー3時間のところをおばちゃん1人に漕がせるわけにはいかないよね、という謎の 紳士魂でオランダ人男性と意気投合し、アシストパドルを使って漕ぐことになった。




アシストバドルを漕ぐのもけっこうシンドい。それでも良い運動になったし、なによりオランダ人の奥様がボートの上でとても幸せそうで、その顔を見ているだけでこちらも幸せになる。
途中で3箇所のお寺と、9箇所の洞窟のようなところをくぐる。狭いから頭が当たりそうになると「Head down!」とおばちゃんから声がかかる。コース1を選ぶグルーブが少なくて、同じコースを巡る際に混雑してなくて良かった。




途中、洞窟を抜けた後に岩々に囲まれた場所に出た。ハロン湾のバンブーボートに訪れたエリアに似てはいるけど、こちらは周囲には自分たちのボート以外は誰もいない。パドルを漕がないと自然の音以外は聞こえない。とても神秘的な瞬間だ。


お寺の横には飲み物や軽食を打っているキオスクみたいな場所もある。オランダ人夫婦が、おばちゃんに「何か飲み物飲むか?」と聞いていた。おばちゃんが「ブボっ!?」みたいな発音を言ったけど、みんな頭の上で「?マーク」だった。
オランダ人がキオスクの売り子に「ブボッをちょうだい」って言ったら、レッドブルが出てきた。おばちゃんハイカラやな(笑)。親切なオランダ人は僕にもレッドブル買ってくれて、ボート漕ぎの労を労ってくれた。ありがとう。
川下り一周して、16時過ぎにボート乗り場に戻ってきた。みんなこの時間ぐらいに戻ってくるのか、船着き場は大混雑。最後におばちゃんにお礼でチップを渡した。
チャンアンやニンビンは素敵な場所だな〜と思いながら、チャンアンを後にした。


夕方にムア洞窟へ
次に、ゲストハウスの人に夕方に行くといいよとおすすめされたムア洞窟と呼ばれるスポットへ原付で向かった。入り口にはちゃんとエントランスがあり、係員にこれ以上先は原付で進めないよと言われ、脇の駐車場へ原付を止めた。





ムア洞窟という名前だから洞窟があるのかと思いきや、奥へと進んでいくとみんな階段を登って上を目指している。えっ、まさかのあの山の頂上まで登るの? と内心思いながらも、弱気になった心にカツを入れて登ることにした。
登っていくと徐々に見晴らしが良くなってくる。そして景観の良さに比例して階段登りがしんどくなる。けっこう急な階段がずっと続く。これでもかというぐらい汗をかく。良い運動ですね!ヤーーー!パワーー!!







ホテルへ帰還
ムア洞窟を18時過ぎに出発。徐々に日が落ちてきた。帰り道にチャンアンの前を通ると、きれいにライトアップされていた。周囲に街頭など無いのでライトが映える。


ホテルまで戻る道中で完全に日が落ちてしまった。原付のライトもかすかに点灯する程度だし、後ろからくる車は飛ばしてくるしで、ちょっと怖かった。さらに、横道に入ってからは道路状況悪くて凸凹だから、ゆっくりゆっくりと運転して、なんとかホテルまで戻ることができた。19時前に暗くなることを考えると、明日はちょっと早めに出ようかな。
今日はチャンアンの川下りに、ムア洞窟の階段上りと、とっても汗をかいたのですぐにシャワーを浴びて、溜まった洗濯物をシャワー室で洗う。併設の食堂で飯を食べながら、扇風機で洗濯物を乾かす。ビールを飲みながら、明日以降の作戦を立てた。 ふぅ、けっこう今日まで大変だったな。早めにゆっくり休むことにしよう。



